彼以外のクラスメイトは目が見える。
ある日、そのクラスで飼っていたマウスが逃げてしまった。
そこで、担任の女性教師が、その盲目の少年に言った。
「あなたの耳は素晴らしいから、マウスの足音を聴いて、マウスを探してね。」
彼は耳を澄まし、マウスの足音を聞きだし、無事にマウスを見つけることができた。
少年は思った。
「僕の耳は素晴らしいんだ。」と。
やがて少年はその聴力を活かそうと音楽の道へ進んだ。
その少年の名前はスティビー・ワンダーだった。
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