クールになりたいと思ったのは、意外かもしれないけれど、村上春樹の「風の歌を聴け」を読んでから。
もともと、「人見知り」だった僕はますます寡黙になってしまった。
これでは仕事に(特に研修の講師としては)支障を来すので、仕事の前に「やる気スイッチ」を押す。(仕事が終わると30分で自動的にオフになる。)
決定的にハードボイルドに憧れたのは(僕がブログのタイトルにつけるぐらいだから)、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んで。
憧れているだけで、全然、ハードボイルドでない僕は、「フィリップ・マーロウ」を耽読する。
その代表作は「長いお別れ」(←この小説を最近、村上春樹が訳しなおして「ロング・グッドバイ」として出ている。)
この「長いお別れ」の舞台を日本にしてテレビドラマにしたのが、NHKで始まった。
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http://www.nhk.or.jp/dodra/goodbye/
半熟卵の僕は、永遠にハードボイルドを求めて彷徨っている。