今、自分に処方されている薬も信じられないだろう。
医者は製薬会社と結託していると思うだろう。
自分たちの都合のいいようにデータを変え、国民を裏切っていると思うことだろう。
でも、僕たちはそれらに反論できない。(悲しいことに、)
たとえ反論してもそれを国民は信じないだろう。(この事態に信じて欲しいというほうが無理だ。)
信頼を構築するには10年はかかることだろう。
サリドマイド、ソリブジン、非加熱製剤によるエイズ薬害、C型肝炎の感染・・・・・・。
薬害、データねつ造、副作用・・・・・・。
それでも薬に頼らないといけない患者。
患者は何を信じればいいのか分からないだろう。
「抗がん剤」は本当にがん患者のためになるのだろうか。
近藤誠氏の意見に僕たちは反論できるか。
国民から信頼を回復するたびに不祥事が出てくる。
問題は、僕たち、一人ひとりの日々の仕事のやり方だ。
たった、それだけのことなのに、僕たちはまともにできていない。
今こそ、僕たちは自分の責任を全うするときだ。
ただ、それだけのことなのだ。