ところが、父親が、「母は日赤病院が慣れているから、まだ、日赤にいていいんじゃないのか?」とぶりかえす。
何度も、父には「日赤は急性期の疾患の病院で、リハビリのように慢性的な病気はそれ専用の施設に移らないといけないことをくどい位、何度も説明しているが、それでも、ぶり返す。
とは言っても、それも父が「生きている」からだ、と我慢する。
妻の両親は日本人の平均寿命に達する前に亡くなった。
それを思うと、父の言動に「イライラ」するぐらい、大したことないのだ。
それが生きているという証拠なのだから。
亡くなった人には「イライラ」することすらできない。
数十年後は自分が同じように自分の子どもたちをイライラさせていることだろう。
そんなこんなことも、人生を考え直すきっかけになるな。
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